「居眠り写真」とともにブログに掲載

これは居眠りしている議員の画像をBlogに掲載される→傍聴の規制を強化→市民から批判殺到という流れです。東村山もこのくらい市民が興味を持ってくれるといいですね。

「未来永劫にない」・抗議殺到に議長明言


 県議会の傍聴を規制強化した傍聴規則が8日、施行された。3日の改正以降、県議会には
抗議メールが殺到するなど混乱が続いている。これを受け桜井富夫議長は8日の議会運営
委員会で、傍聴希望者に対する身分証明書の提示について「未来永劫(み・らい・えい・ごう)に
適用されることはないだろう」と明言し、「会議公開の原則」の堅持を強調。事態の沈静化を
図った。


  県議会にはこれまで「茨城には失望した」などとする抗議のメールが数十件届いた。
同日の県議会には複数の在京テレビ局が取材に訪れ、議長らに対して規制強化の意図を問
いつめる場面もあった。議会運営委員会でも、複数の会派から「慎重に運用してほしい」
「会議公開の原則を踏みにじったもの。撤廃を強く求める」などの意見が出た。だが、施行は
揺るがなかった。


  議会事務局によると、8日の本会議には193人が傍聴したが、職員は身分証明書の提示を
求めなかったため、混乱はなかったという。筑西市の男性(71)は「毎年傍聴に来ているが、
何も変わりはなかった。規制についてはよくわからない」と話した。


  改正規則は、議場や委員会での写真撮影や録音は、県政記者クラブ所属の報道関係者や
役所関係者らに限定。議場の安全確保のため、県議会事務局職員が傍聴希望者に免許証
など身分証明書の提示を求めることができる。


 改正のきっかけは、6月議会の総務企画委員会で、傍聴人が許可を得ずに写真を撮影し、
許可を得て撮影した本会議中の県議の「居眠り写真」とともにブログに掲載したことだ。
桜井議長は「隠し撮りされたことは問題で、議会の秩序を乱す」として規制強化を図った。


  県議の1人は「本当は無断撮影が問題なのではなく、ブログの批判的な内容が改正の
きっかけだろう。これで議会で居眠りできなくなるからね」と説明していた。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000809090004